「ツルツルちゃん」！実にインパクトあるタイトルと表紙です。
しかもカミソリで剃髪です。
こういう髪を剃るテーマのフィクション小説は、滅多にないですね。
ツルツルちゃん/仙田学/オークラ出版
とはいえ仰向けの状態でカミソリで髪を剃っていくのは、無理があります。(⌒-⌒; )
次回作は是非床屋でバリカンで丸刈りにしてから、カミソリを希望します。
ツルツルちゃん
ねじまき真野さん
長い三つ編みを「ねじ巻き」に例えるというのは、
かなりユニークな表現でした。
歪んだ家庭環境の中で、彼女自身は腰を優に超える長い髪を三つ編みにすることで、
自分の制御していたんですね。
たまたま隣の席になった男子生徒に、やたらと絡まれるようになり、
そして次第に彼女の気持ちもその男子生徒が好きになっていくのです。
ねじ巻き真野さん 齋藤けん 白泉社
他の男子生徒から告白されたところを、その彼に見られてしまい、
彼がよそよそしく去っていこうとする。
それを引き止めるために、髪を切ってもらうというのは、思い切った決断です。しかも「髪を切ってくれなければ丸坊主にして登校する」
なんて。
殺戮ガール
 | ざっとしか読んでませんが、表紙のイラストだけのようです。正直私には合わない作品でした。 | ||
| 殺戮ガール/七尾 与史 |
僕は友達が少ない
「僕は友達が少ない」のアンソロジーコミックです。
僕は友達が少ない 公式アンソロジーコミック
既にコミックになっていますがこのアンソロジーでは、
夜空が花火事件の後、美容室に行く話が載っています。
10年振りのシャレオツな美容室に緊張しつつ入る夜空。
そして美容師と話をするうちに、夜空に心境の変化が起こり、あの長い髪を切り落としてしまいます。
本編で触れられていない場面だけに、「はがない」ファンなら買いかも